素晴らしき週末、大江戸骨董市
こんにちは。
蚤の市、というものをご存知でしょうか。
ヨーロッパでは週末の朝から屋外や店舗で開催される、日常的なused市です。
蚤の市と一言で言っても定義は幅広く、
素人のガラクタから、プロの年代物までいろんなものが売られている空間。
家具や古本、昔のポスターや写真、ボタンやビーズ、レース、アクセサリーなど女の子が大好きな細々したものもたくさんあります。
私と蚤の市の出会いは、数年前に訪れたパリのヴァンヴ蚤の市、クリニャンクールの蚤の市です。
すでに日本人観光客には有名なところですね。
価格は高騰しているし、年々いいものが手に入りにくくなっていると聞きますが、それでも観光客が地下鉄で気軽に行くことができる、パリの蚤の市が好きです。
そのステキさは、若干潔癖症の気があった私をいとも簡単にused好きに変えたほど…
そのときのお話しはまた今度、じっくりと書き留めたいと思います。
さて、そんな蚤の市ですが、日本国内でも都内ではいくつかの市が毎週、もしくは隔週で、行われています。
今回は都内の代表的なステキ蚤の市のひとつ、大江戸骨董市について書きたいと思います。
大江戸骨董市は、東京メトロ有楽町駅すぐの東京国際フォーラムの地上広場と、代々木公園の二ヶ所で交互に開催されています。
主に日曜ですが、毎週ではありませんのでこちらでカレンダーをチェック✔︎
蚤の市の鉄則、いいものがほしければオープン(大江戸骨董市は9時!)と同時にいくべし。なのですが、私は寝坊して11時入りでした。
すでにたくさんの人で賑わう会場。今回は東京国際フォーラムにて。
すぐ近くにコンビニや屋内のフリーなベンチがありながら、屋外の開放感も味わえる、とてもいい場所です。
訪問客には、海外の方もたくさんいらっしゃいました。掛け軸とかこけしに立ち止まってる人が多かったな。
マットなイエローのネイルをした彼と、同じくイエローのホットパンツでリンクコーデしていた長身金髪のファンキーナイスカップルは、こけしをじっくりと見ていましたな。もちろん写真はないけど。
東京の友人と待ち合わせして、ぶらぶら。
それにしても暑い、暑すぎる…
ヨーロッパと違って、日本の夏は湿度との闘い。
国際フォーラム内のコンビニで買ったアイスカフェオレを屋内ベンチで飲んだりして休憩しながら、蚤の市で目をつけたものについて作戦会議。
残念ながら写真はないのですが、シルバーアクセサリーのお店がめちゃ可愛かったなぁ…
そして、体力気力が回復したところで再びお店を回る。
すると暑さで見落としていたボタンたちがありました。可愛くてピアス用に色々買いました。
こちらは買わなかったけど、シェルの小さなディスクパーツ。つなげてのれんにしたら、映画ノルウェイの森に出てくるレトロなお部屋のような感じになったかしら。
キッチュで可愛かったです。
そして、ぶらぶら歩いていると、目が合ってしまった、こちらのお方。さて、どれでしょうか。
こちらを見ている、訴えている、そう思ったらもう終わりなのであります。
こちらのお店のオーナーのマダムは気さくで陽気なお二人で、チカラが入ってない感じがほんとに最高でした。
そんな楽しい会話も蚤の市の魅力。これは語学に自信がない私にとっては国内の蚤の市ならではだなぁ。
そして、なんと、友人が、先月誕生日を迎えた私にプレゼントしてくれました。
さっそく我が家に飾ってみます。
猫のヘタウマ マトリョーシカ。こういった類のものはロシアかな(この適当な感じがまだ良い)、目が合って気になるときは、後ろに向けたりしてね。とマダム談。
いやいや、余計気になるでしょ。振り向きそうでしょ。
蝶々柄のインゼル文庫で、中和してみました。
少しでいいから、思い出がつまった愛おしいモノたちを飾っていきたいと思ったのでした。
海外に行かなくても充分楽しめる東京の蚤の市、
近郊の方は週末の過ごし方にぜひ加えてみてはいかがでしょうか。
きっと百貨店やショッピングモールでは味わえない、人との繋がりや、古き良きものを大切にするという、心の豊かさが感じられますよ。
手に入れたボタンは、ピアスに仕上げたいと思います☺︎